価格交渉において合意価格を決定することは難しいことだ。
誰もが納得できる適正価格が決められないからである。
システム開発プロジェクトでは,見積もりの根拠として
1月をベースにした値が使われることが多い。
しかし,これはあくまで方便であって,
本当の意味で適正価格を査定するためのツールではない。
そのため,1月をベースにした価格交渉がうまくいかない
ケースは多いのだ。
しかし,現在のソフトウエア開発業界においては,
一括請負契約と言いながらも,その査定根拠として
契約内訳を1月で査定せざるを得ない状況となっている。
自動車を購入するときに,その自動車作成過程に要した
工数に応じた金額を払う人はまずいない。
同様に,ある物を購入する場合に,その製造過程工数から
金額を算定する事はきわめて少ないなのだ。
システム開発だけは,その過程に要した工数に換算して
査定せざるを得ない状況となっている。

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